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将棋クエストとウォーズを5000局対戦して分かった違い

作成日:2020/01/29

このページではスマホの将棋アプリである将棋クエストと将棋ウォーズの違いに関して説明します。どちらも参加者が多く、すぐに相手が見つかりいわゆる「すきま時間」でも楽しめるとても便利なアプリです。子供は考える習慣が付くので親御さんとしても是非将棋を覚えさせたいですね。

両方ともよく出来ていて甲乙つけがたいのですが、自分の経験上の違いをお伝えしたいと思います。

将棋ウォーズとクエストの違い

更新日:2022年4月4日

(2022年4月現在です。今後仕様が変更になる可能性があります。)

2022年4月4日追記

クエストとウォーズでの切れ負け戦で重要な注意点があります。ウォーズは相手の残り時間がたんたんと減っていきますが、ウォーズは相手の残り時間が秒単位で微妙に増える場合があります。これはバグとは不正ではなく仕様であり公平に調整しているのだと思います。(おそらくネットワーク遅延などの調整)よってクエストに慣れている人は「相手は時間多く消費しているな」と感じていても実は自分の方が多く消費しているケースがよくあります。十分に注意しましょう。個人的にはクエストの方が切れ負けの残り時間表示は好きです。

説明将棋クエスト将棋ウォーズ
課金完全無料 (ただし対局後に広告が表示される場合あり)課金あり。課金無しの場合は一日3回まで無料でオンライン対局ができる。また定期的に代打ちの券及び解析の券が無料で配布される。

課金により以下の購入が可能。

(1)無限で対局が可能(無料なら1日3局まで。毎日午前3:00ごろに配布される。)ただし最大数は3局まで。二日遊ばないと6局になるのではなく3局のまま。

(2)対局中のコンピュータによる代打ち、及び対局後の解析券が買える。多く買えば買うほどプレミアムが付くので一度で多く買う方がお得。(ただし解析券は無料で一定数配布される)

AIによる代打ち機能なし

有り(課金が必要、ただし定期的に無料で配布される。)

さらにAIの代打ちにも2通りの強さがあり、課金額も異なる。

対局後の解析機能あり(無料)

あり(課金が必要)。ただし無料券が結構多くもらえる。無課金ユーザでも無料で結構な数の解析が可能。

観戦機能ありあり
CPU との練習なしあり。ただしかなり弱い。初心者向けか。個人的には遊んだことはありません。

切れ負け戦の時間時間が減っていくが増えることはない相手の残り時間が増えることがある。

これは不正とかバグではなく仕様。

【注意】注意が必要なのは、クエストの時間表示に慣れていると、相手が時間を消費してるつもりで実は相手は消費していない場合がある。最後になって「あれ?相手の方が残り時間が多い!」っていうことになる。

クエストとウォーズの時間の違いに注意。

操作性◎良し

以前は操作性は圧倒的にウォーズが良かったが、クエストはかなり改善されてそれほど大きな違いはないように感じる。

◎良し
トライルール(相手陣地の5-1あるいは5-9に玉を移動したら無条件で勝ち)

有り無し
アバター△あり。

〇有名棋士のアバターなどが多数あり。かなり豊富。
イベント△大会などあり〇大会その他多数あり。

プロ棋士との指導対局×なし〇あり。
不正対策"マナー、禁止事項"を繰り返した場合、一時的あるいは永久のアカウント停止あり(ヘルプより)

ソフト指しや代指しなどの不正な手段でイベントに参加した場合、停止などの処分を予告なく実施する場合あり(ヘルプより)

ネットワーク障害時ネットワーク障害などで通信が切れた場合、通信が切れている間は考慮時間に含まれる。よって切れ負けの場合、通信が切れたら圧倒的に不利になる。ほぼ時間切れ負けとなる。

ネットワーク障害などで通信が切れた場合、通信が切れている間は考慮時間に含まれない。よって通信が切れてもあわてる必要なし。通信が戻ると考慮時間も戻る。

★逆に一手指した後で相手の残り時間が大幅に増える場合もあり、注意が必要。

総合評価◎とにかく対局後の解析が無料で可能であるため、将棋の勉強になる。対局含め、完全無料は作者に感謝。

その他「ついたて将棋」や「オセロ」もあり楽しい。今のところスピード感が足りないか。

◎グラフィックが綺麗、操作性良し、日本将棋連盟による団認定、イベント多数など機能が豊富。

HerozというAIの会社がエンジンを開発。上場企業。

音楽がかっこいい、対局を盛り上げる。

段位がもらえる。(代打ちで勝った局も評価に含まれるかは不明)

藤井棋士の大活躍もあり、是非お子さんには将棋を覚えさせましょう。将棋は「礼に始まり礼に終わる」と言われるほど礼儀が重要視されるゲームです。必ず礼儀作法が付きます。またゲームとしては数少ない「自分で負けを認め、自分で負けを宣言する」ゲームです。普通はタームオーバーになったり所定の回数が来れば勝ち負けが決まりますが、将棋は(例外を除き)自分で「負けました」と宣言します。

是非是非、幼稚園、保育園、小学校のお子さんには将棋を習わせましょう。

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